東松島市のSさんの畑のアスパラガスです。この畑は津波が来て全部枯れてしまったところです。3月はまだアスパラガスの出る時期ではなかったので、アスパラガスも枯れたと思っていたそうです。左側にある畑は、耕して雨に当てて塩分を除去する作業をしています。ECという塩分濃度の数値は0.8で、0.5以下になれば作物を作付けできるようになります。
もう少し!
「是非食べて」と復興アスパラをいただいちゃいました。
甘くてとても美味しいアスパラガスでした。
東松島市のSさんの畑のアスパラガスです。この畑は津波が来て全部枯れてしまったところです。3月はまだアスパラガスの出る時期ではなかったので、アスパラガスも枯れたと思っていたそうです。左側にある畑は、耕して雨に当てて塩分を除去する作業をしています。ECという塩分濃度の数値は0.8で、0.5以下になれば作物を作付けできるようになります。
もう少し!
「是非食べて」と復興アスパラをいただいちゃいました。
甘くてとても美味しいアスパラガスでした。
このたくさんの人達は何でしょうか。
5月13日に行われた、食のみやぎ復興ネットワークの結成をめざす準備会結成式です。壇上は宮城大学の食産業学部の池戸学部長のまとめです。会場からの発言は「加美よつば農協組合長」「角田の畜産産直生産者」「南三陸町の渡辺海苔店の支店長」「森永乳業支店長」「問屋さんのサンエスの執行役員」の方々からでした。宮城県からのあいさつや、コープこうべからの激励の発言もありました。日生協や東都生協の方も参加してくれました。
仙台市の勝山館で生産者、生産者団体、地元加工業者、大手メーカーの出先の方、青果や水産の卸売商社、問屋さん、行政、学者など合計417名に参加いただき盛大に行いました。正式な結成は7月2日(土)に同じ会場で行います。ネットワークに興味ある方や入りたい方はこのブログにコメントいただければ、こちらからご連絡いたします。勝山館(しょうざんかん)は地元の老舗酒屋の勝山の関連施設です。ここでは、産直たまごを使った「たまご酒」を造っていただいています。
宮城県産の素材を使った加工品、地元の工場で作ったものなどを力を合わせて作り上げ販売し、県外でも取り扱っていただく取組みです。励ましあって食のみやぎを復興させます。農林水産業の復興には、生産条件の整備に加えて輸送、加工、流通、販売、消費者への適切な情報提供などのフードチェーン全体を視野に入れた復興プロセスが必要です。農林水産資源の担い手と広く食産業に関わる企業の連携を促進する場としてもこのネットワークは機能するはずです。
今後とも、このブログでも時々紹介しますね。
角田の産直牛乳生産者のWさんご夫婦(4月18日)
3月11日には産直実務者全体会議の会場の田尻で被災しました。他の生産者とともに角田にたどり着いた時には翌日になっていました。乳牛は乳をしぼらないと乳房炎などの病気にかかってしまいますので、自家発電を使って搾乳しました。停電により搾った原乳を冷やすことができないため、せっかくしぼった原乳を1週間捨て続けました。飼料は石巻の工場が全壊したことで入荷が無くなり、乳牛のエサも配合飼料を少なくして干草などを主に与えました。
電気が通った後も、原乳を冷やす装置やパイプを何回も洗い稼動させ、菌が居ないことを確認してから出荷ができるようになりました。まずは、お世話になったメンバーや生協に牛乳を届けたいと考え亘理店や白石店、大河原店などの店舗と生協本部に原乳を届けてくれました。原乳をしぼり冷却することができるようになりましたが、産直角田丸森牛乳を製造している工場が津波の被害で大打撃を受けていたため組合を通じて県外に出荷しています。乳業会社の工場は5月末には普及できる予定です。メンバーの皆さん、長らくお待たせいたしました。鳴子上原牛乳も5月末の同じ日からお届けできると思います。もちろん店舗・共同購入ともに再開です。
鳴子上原の産直牛乳生産者のKさん(4月11日)
↑4月22日から宮城県塩釜市の工場の仮稼動をしました。道路には津波で流されてきた車がたくさんあります。
東日本大震災による津波で、産地ではこれからがわかめ収穫の本番というタイミングで、わかめのほとんどが流されてしまいました。わかめ原料を供給していただいている一人のS社長の大船渡市のお兄さんのところでは刈り取ったわかめ30トンのうち20トンを港近くの倉庫に保管していたため流されてしまいました。塩釜のSの工場も、津波により工場に2メートルもの高さの浸水がありました。幸い従業員は大丈夫でしたが、原料や商品、加工施設のすべてがダメになってしまいました。その後、漏電によるボヤもあり一部屋が焼け焦げてしまいました。S社長は70歳近い年齢で新たに多大な借金をすることの不安もあり、廃業の事も頭によぎりましたが、今までお世話になったメンバーや生産者、従業員のこれからの生活ことを考え悩みぬいた末に復興を決意しました。毎日、毎日、泥を出し、施設や機械を洗い4月22日に仮稼動できるようになりました。4月21日には大船渡に残っていた10トンのわかめの一部を運んできました。
店舗で4月28日から産直三陸産塩蔵わかめの取扱いを再開しますが数ヶ月で品切れとなります。従業員の雇用を守るためにも、中国産わかめの他に今まで手がけていなかった「乾燥ふのり」などの海産物も取り扱うことにしています。生産者でもあるお兄さんからも、「来年わかめが採れた時に商品化する所がなければダメだからがんばってほしい」と激励されました。産地では、これからわかめの種を入手し7月からの種付けを行います。来年3月にわかめが収穫され商品化されるまで、みやぎ生協の店舗ではSが商品化する中国産わかめ等を取り扱うことにしています。
4月28日撮影。岩手県大船渡市のSさんのお兄様と甥。塩蔵わかめを作っています。高台にあるため津波の被害には遭いませんでした。(後ろには海が見えます)
↑Tさんご夫婦。
3月11日は大崎市田尻の産直実務者全体会議に参加しており、自宅に戻ったのは夜中の1時でした。奥さんは携帯電話に何回も電話をかけましたが全く通じませんでした。震災当日に若鶏のヒナが入ったのですが、外は吹雪で停電もしていたため寒さに弱いひよこを狭いスペースに集めプロパンガスで火を付けて暖めました。ガスの火の明るさでエサを与え、水をやり1羽のひよこも失いませんでした。
自宅へ戻ったTさんへの奥さんの第一声は「大事にいたらなかったから!」だそうです。このヒナも順調に育ち4月中旬に出荷を迎えましたが、通常3キロ位になるところ500グラム程度小さくなりました。それでも出荷できる喜びを実感したそうです。
産直豚の生産者で仙台空港の近くで養豚をしていた方は津波で800頭位の豚と施設がすべて流されてしまいました。動物の生命力はすばらしく、1週間たって「豚が歩き回っている」と連絡が入ったため行ってみたら生き残っていたそうです。同じ産直生産者が手塩にかけた産直豚なのでSさんが引き取りました。その後も次々と豚が見つかり合計80頭となり、Sさんが引き取った分以外は栗原市の豚舎で飼育しています。
Sさんも、電気、水、エサがなく大変困りました。石巻の飼料工場が被災したためエサが作れなくなったからです。全国の他の工場からもいつ届くかわからない状況だったので「摂取制限」をしました。かわいそうですが、生命を維持するギリギリの量しかエサをやれなかったのです。
現在は、飼料用米を加えた指定配合は作れず一般流通の飼料を食べさせていますが、みやぎの産直の三つの大原則である①どこの誰が作ったかがわかる ②どのように作ったかがわかる ③メンバー(組合員)と交流をしながら進めている を満たしていますので産直品として供給を続けます。
東日本大震災に被災された方へ謹んでお見舞い申し上げます。
すっかりブログを忘れていました。東日本大震災もあり、宮城県をはじめ東北と関東中心に大きな被害が出ました。津波の影響で、高知県や大分県にも漁業関連で被害があったことを聞き、あらためて驚きました。
この写真は宮城県東松島市で4月12日に撮影したものです。津波の被害に遭った田んぼですが、翌日には引いた軽微なところでも、数センチのヘドロが乗っています。この田んぼを使えるようにするのには、瓦礫を取り除き、ヘドロを取り(重油や多くのものも混ざっています)、水を入れて塩分を溶かしてから排水することを何回もやらなければなりません。奥に見える野菜も海水の被害で茶色になっています。
これは産直三陸産塩蔵わかめの産地の岩手県大船渡です。大きな船が流されて道路をふさいでいます。
水産関係の復興には、湾の瓦礫の除去、港の整備、船の調達、漁具の調達、50センチから1メートルも沈下してしまった船着場の整備、冷凍や冷蔵倉庫の建設、漁協や組合の事務所の設置、配送トラックの調達、水産加工品の工場建設と機械の設置、道路の整備などなどたくさんのことがあります。
復興にあたって、内橋克人氏は「分断、対立、競争に代えて連帯、参加、協同を原理とする、足腰の強い‘共生セクター‘へ向けて日本社会を一大転換させる」と訴えているそうですが全くその通りだと思います。国や自治体、大企業や東京の人が決めるのではなく、地元の実際に被災に遭った方たちの意見を聞き主体的に関われるようにしていかなければならないと思います。
5月13日には、みやぎの食のネットワーク結成準備会を開きます。農協や漁協、地元企業の方、大学の先生や宮城県の方にもご案内しています。生産、加工、流通、販売そして消費者の願いをネットワークにできたらと考えています。
志津川の生産者の方たちは元気ですよ!
寒いですねぇ~いよいよ明日から2月!!バレンタインももうすぐということで・・・
じゃじゃ~ん!!
材料はこれ何ができるかわかりますか??(o⌒∇⌒o)
産直たまごとゆきちから小麦。白玉粉とあんこ!!
バレンタインなのにチョコがない!!(≧ロ≦)そうなんですぅ~
今年のテーマは「ちょっと大人なバレンタイン」ということで・・・
出来上がったのがぁ~
どら焼き!!写真わかりにくいですが餅いりどら焼きですよぉ~
餅入りのなので兎のもちつきの焼印をじゅっ!!と入れましたがわかりますか??
焼印の要領がわからず手ぶれしてますが雰囲気をわかっていただければ・・・(#^.^#)
どらやきなんて簡単簡単と豪語してましたがパンケーキより柔らかい生地で悪戦苦闘!!本番にむけて再度チャレンジです。みなさんもよろしかったら是非作ってみてくださいませ(=^0^=)/
久しぶりにげんさんに負けずに更新です!!
皆さんのお宅では「おから」を炊くとき何をいれますか??
家はいい味が出るのでぇ「産直あか鶏」の挽肉を入れて作ります!!
他に材料はあさりの水煮缶、人参、干しシイタケ、わかめ、天かす、油揚げ、ねぎです。
①フライパンに鶏挽肉、人参、干しシイタケ、油揚げ(油抜きしたもの)を入れて軽く炒めます。
②あさりの水煮缶とだし汁を入れて5分から10分煮込みます。
③おからと天かすと隠し味に「酢」をちょこっと・・・入れてさらに5分程度煮込み最後に万能ねぎを散らして完成!!
寒い日が続きますね。
石巻の産直いちごを使ったタルトが、塩釜にある東北を代表するレストランでコラボ企画として1日10食限定のコースで出されます。
このレストランは、超有名で食材の味を素直に引き出すことで多くのファンがいるそうです。1月25日にS-styleが発売されますので、是非ご覧くださいね。このタルトも25日(火)から2月24日(木)の期間限定です。
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