「震災復興」カテゴリーの一覧

京都生協が南三陸町でボランティア

2011年6月8日(水曜日)

6月4日(土)に鳥取県から鳥取畜産農協の方たち7名が出発し、6月5日(日)の早朝に京都生協の方たち8名と合流し15名が夕方に南三陸町志津川に着きました。

これは、養殖いかだのおもりで、黒い袋に砂利を詰めます。この頑強な男達がこれを作りました。

そして、炊出し班は南三陸町志津川の町中から10キロは離れている半島の集落に直行して牛肉のバーベキューの準備。たぶん、震災後に初めて焼肉を食べるのではないでしょうか。

京都生協の共同購入の配達の車です。津波の被害を逃れた高台にあるお宅の庭先でバーベキューの炊出しです。典型的なリアス式地形のため、津波が20メートルくらい駆け上がったのではないでしょうか。下の集落は、すべて瓦礫となっています。

私は弁当を持って行ったのですが、味見に少しいただいちゃいまいした。

明日9日まで活動をしていただけるようです。ありがとうございます。

ここから10キロ程行った、気仙沼市の入口付近ではリアスではなく平地が広がっているところでは、全く手付かずの状態で震災直後が残っています。

みやぎ生協の職員ボランティアも少しづつ広げてゆこうと考えています。


七ヶ浜の震災後の初荷

2011年6月8日(水曜日)

みやぎ生協幸町店から買った肉厚の真がれい。1切240円とわが家にしてはちょっと高価ですが、七ヶ浜から出航して獲ってきた魚です。たいへん味が濃く、おいしかったです。今後は海底に居る魚だけでなく、真ん中に居る魚を試しに獲るために流し網も行うようです。

幸町店に行く機会があれば、魚売場を良く見てくださいね。


コープこうべ 宮城県の野菜取扱い

2011年6月7日(火曜日)

この売場は、コープこうべのお店の今朝の状態です。6月5日(日)夜に、仙台市場では6日に取引される予定の宮城県産でみやぎ生協が取り扱っているものと同じ産地の商品320万円分が神戸に向けて出発しました。

6月7日(火)に、コープこうべの60店舗の野菜売場で販売が開始されました。風評被害に悩まされ続けている東北地方の野菜を積極的に供給してくれています。

売場には大きな黄緑色の演出物が付いています。良く見ると「みやぎ生協 取り組みの野菜産地を応援しています」下の方には、左がコープこうべのマーク、右がみやぎ生協のマークが付いています。継続的にこの取組みを続けてゆく予定にしています。全国からはこのような支援も受けています。ありがたいことです。

下の写真のように、マスコミ各社が取材に来たそうです。


産直生産者への応援ボランティア

2011年5月24日(火曜日)

5月21日(土)、みやぎ生協の職員10名が石巻産直きゅうりの生産者のところに泥かきボランティアに行きました。5月28日(土)は20名を募集中です。津波によってもたらされた汚泥が3cm位の厚さで重なっているのを、けずり運び出す作業です。その後に除塩作業をして植物が育つ環境に戻します。同時平行で、塩水化してしまった井戸水も改善しなければなりません。

参加した職員の感想です。

Aさんのところは2メートルくらい水があがり、ハウスに車が数台突っ込んだそうです。家も1階は住めません。津波の直後は瓦礫や汚泥でハウス内はめちゃくちゃ、農業はもうやめようと思ったそうです。
しかし、その思いを変えたのは、がれきを撤去してくれたボランティアさんたちの力だとも言いました。
21日はAさんのご主人は参加されていませんでした。聞くと、現金収入が無くなったのでアルバイトに出かけているとのこと。大学生の子ども二人をかかえているので・・・、とおっしゃり、私は返す言葉もなくうなづくしかできませんでした。
21日は作業は完了まではいきませんでしたが、最後にAさんからこんなお礼の言葉をもらいました。「秋からの出荷は難しいかもしれないけれども、できるだけ産直きゅうりを出せるよう、がんばります」。 疲れましたが、Aさんのその一言でふっとびました。
21日の作業は、Aさんにとっても、きっとはげみにもなることとと思います。「あんときがんばってもらったんだから・・・」。
そして、参加した職員の人たちにとっても産直品への思い入れや地域復興への協力のような生協らしい思いが高まったのではと思います。 
店舗や共同購入の職員に、半日(2時間)だけでもよいので数多く参加してもらえれば、お互いにとってあらためてよいことだと思います。

長い年月がかかりますが、必ず復興します。