志津川ボランテイア活動(2012.02.18)

投稿者: みのり  2012年2月18日(土曜日) 19時36分|めぐみ野交流RSS 2.0


めぐみ野かきの産地、南三陸町志津川は3.11東日本大震災及び大津波によって甚大な被害を受けました。いまだに復旧もままならない状況です。

共同購入部を中心としたみやぎ生協のボランテイア部隊も定期的に支援を続けていますが、全国の生協からも継続的な支援をいただいています。以前ご紹介した京都生協さん、大阪いずみ市民生協さんなど・・・・・・。

今回はコープしがさんが遠路はるばるボランテイアに来てくださいました。コープしがさんは昨年8月27日に職員と組合員でボランテイアに訪れています。その後組織的討議の中で(あるいはトップ判断で)、支部長・店長・チーフ等の所属長クラスがボランテイア活動に参加し、その体験を部下に伝えていこうと呼びかけ、今回12月~3月にかけて計4回に分けて正規職員300名のうち100名を派遣する計画を立てています。

 

昨年12月17日には職員の方々と西山理事長が参加しています。今年1月21日に続き今回2月18日は職員・お取引先様とともに白石専務が同行しました。3月17日にも別陣がボランテイアに駆けつけます。

ひときわ目立つオレンジ色のジャンバーに身を包んでいるのが白石専務です。今回は総勢31名。前日金曜夜に滋賀を出発、車中泊で本日土曜朝着、9時~15時まで土嚢詰めの作業をして、志津川のホテル観洋で1泊。翌日は南三陸町のボランテイアセンターに行き、指定されたボランテイア活動を行い(今回は公園清掃だそうです)日曜の夕方にこちらを出発、月曜明け方に滋賀着と非常に強行軍な日程です。8月27日の支援の際には0泊1日、京都生協さんも行っているいわゆる「弾丸ツアー」で車中泊で1日ボランテイアその後また車中泊で翌日朝戻るというパターンだったのですが、その場合車に乗っている時間の方が長く、ボランテイアに裂く時間が短い。職員教育も含めて夜しっかりと疲れを癒しながら活動を振り返る、2日かけてしっかりとボランテイア活動を行うという方針の下、2日間みっちりボランテイアというハードスケジュールになりました。ちなみに参加者はすべて休日を利用して手弁当で参加、バス代、宿泊代等は総代会を通して期末剰余金を活用して経営負担ということにしているそうです。

おなじみの遠藤部会長からのご挨拶。

土嚢詰め作業はまさにハードワーク。車中泊の疲れも見せず続々と土嚢が作られていきました。コープしがさんは共同購入中心の若い組織ということで皆さん元気はつらつです。

お昼には生産者の方からかき汁のお振る舞い。今日の朝海から獲ってきたばかりのかきと地元野菜で作りました。生産者の感謝のしるしです。

昨年6月に種付けしたものがすでに2年もの並みの大きさで、身がしまっていて、こくがあっておいしいかきに仕上がっています。しかし、水揚げしてもかき剥き場、処理場の建設が遅れており、出荷したくてもできない状況が続いています。めぐみ野かきの店舗へのお目見えは、非常に残念ながら来シーズンに持ち越しになりそうです。資材もまだまだ不足しています。志津川の生産者の資材購入という限定の目的での支援募金を2月21日からみやぎ生協で行います。是非ご協力下さい。

最後に今回駆けつけてくださったこーぷしがご一行様でパチリ。1日お疲れ様でした。ホテルで休んだ後、また明日もボランテイア活動です。本当にありがとうございました。

 

 

 


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