久しぶりです

投稿者: げんさん  2011年5月9日(月曜日) 13時56分|めぐみ野(産直)商品RSS 2.0

お久しぶりです。

東日本大震災に被災された方へ謹んでお見舞い申し上げます。

すっかりブログを忘れていました。東日本大震災もあり、宮城県をはじめ東北と関東中心に大きな被害が出ました。津波の影響で、高知県や大分県にも漁業関連で被害があったことを聞き、あらためて驚きました。

この写真は宮城県東松島市で4月12日に撮影したものです。津波の被害に遭った田んぼですが、翌日には引いた軽微なところでも、数センチのヘドロが乗っています。この田んぼを使えるようにするのには、瓦礫を取り除き、ヘドロを取り(重油や多くのものも混ざっています)、水を入れて塩分を溶かしてから排水することを何回もやらなければなりません。奥に見える野菜も海水の被害で茶色になっています。

これは産直三陸産塩蔵わかめの産地の岩手県大船渡です。大きな船が流されて道路をふさいでいます。

水産関係の復興には、湾の瓦礫の除去、港の整備、船の調達、漁具の調達、50センチから1メートルも沈下してしまった船着場の整備、冷凍や冷蔵倉庫の建設、漁協や組合の事務所の設置、配送トラックの調達、水産加工品の工場建設と機械の設置、道路の整備などなどたくさんのことがあります。

復興にあたって、内橋克人氏は「分断、対立、競争に代えて連帯、参加、協同を原理とする、足腰の強い‘共生セクター‘へ向けて日本社会を一大転換させる」と訴えているそうですが全くその通りだと思います。国や自治体、大企業や東京の人が決めるのではなく、地元の実際に被災に遭った方たちの意見を聞き主体的に関われるようにしていかなければならないと思います。

5月13日には、みやぎの食のネットワーク結成準備会を開きます。農協や漁協、地元企業の方、大学の先生や宮城県の方にもご案内しています。生産、加工、流通、販売そして消費者の願いをネットワークにできたらと考えています。

志津川の生産者の方たちは元気ですよ!


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