空間線量調査

投稿者: みのり  2012年1月17日(火曜日) 13時15分|環境, 震災関連RSS 2.0

みのりです。

産地で実施してもらっている「線量調査」(簡易測定器における放射性物質の線量調査)に同行させてもらいました。今回は角田地区のめぐみ野豚・鶏の畜舎の調査に同行しています。

鶏インフル、豚インフルその他ウイルスの予防のため、1日に多くの畜舎を検査に回ることはできません。

1軒目は角田めぐみ野豚部会長の佐々木繁考さんの畜舎へお邪魔しました。角田市の老ヶ崎地区です。

左手が部会長の佐々木さんです。白い服に身を包んでいるのは加工連の我妻さんです。ウイルスその他の病原菌予防対策で、外部から畜舎に近づく際は靴も含めて畜舎外から菌を持ち込まないよう十分に注意して防御しています。

まず、畜舎外の数値を測定。地上から約1m程度の高さで。これが簡易測定器です。

続いて畜舎内の数値を測定。やはり屋内のほうが屋外よりも数値は低くなっていました。

元気そうなめぐみ野豚の様子もご覧ください。

畜舎の見取り図を書いてもらい、今回の測定場所を記録しておきます。1~2ヶ月に1回のペースで継続的に定点観測を行い、数値の変化を記録することにしています。

今回の測定数値は角田市で発表している空間線量とほぼ同程度。畜舎内はそれ以下でした。まったく問題が無いことを確認してきました。

二軒目は平飼い卵生産者、平飼い卵生産部会長の佐藤昌夫さんの鶏舎にお邪魔しました。

鶏インフルその他病原菌予防のため、この先一般人立ち入り禁止、道が真っ白になるくらい石灰を撒いて予防しています。

佐藤さんのお宅は角田市の野田地区です。鶏舎の外の数値を測り、

鶏舎内の数値の確認。屋内はぐっと数値が下がります。まったく問題の無い数値。

元気な鶏たちの様子。平飼い卵は解放鶏舎で放し飼い。足腰が鍛えられ、ストレスの無い健康な鶏の安全・安心の卵です。


選別前のサイズがばらばらな状態。

こちらの鶏舎も空間線量で問題になる数値は測定されず。

めぐみ野品を引き続き安心して利用していただけるよう、めぐみ野品のサンプリング検査とともに、産地の空間線量調査・測定も定期的に行っていきます。どうぞ安心してお召し上がりください。


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