田んぼの生きもの観察

投稿者: げんさん  2010年11月11日(木曜日) 14時04分|田んぼの生きもの調査RSS 2.0

こんにちは 強い風が吹いたのでウチの入り口は枯葉で吹き溜まりになってしまいました。掃き掃除をしているとまだきれいな紅葉がたくさんあり、風が来なけりゃまだ残っていたんだろうななんて考えながらやりました。今回は「田んぼの生きもの観察」をお知らせします。大の大人が、田んぼで生きもの観察なんて・・・なんて思わないでくださいね。

どんな生きものがいるかな?

おや女性も居るよ。

どじょうやかえるがたくさんいます。

2009年4月に「田尻の生きもの調査プロジェクト」が始まりました。田んぼの生きものの調査を通して自然環境の再生と生物多様性の価値を発見しようという目的です。田尻産直委員会が中心になって、生協や行政、JA全農、NPOなどが一緒に取組んでいます。

農水省の今年度の田園自然再生コンクールでパートナーシップ賞を受賞しました。

昆虫や魚の調査だけでなく、田んぼの水質・土質、周りの草木なども調査しています。このような調査は、長年栽培にこだわった田んぼで行いがちですが、数年前に区画整理を行ったまだ田んぼとしては未熟なところで行っています。

田んぼの周辺の生きものや草も調査、右側は水質の簡易測定をしているところです。毎年、定点で同じ調査を蓄積し続けることで貴重なデータができます。

みやぎ生協は、田んぼを田んぼとして使うことで、赤とんぼやおたまじゃくしなどの生物を守ると考えています。最近、新聞やテレビでしょっちゅう出てくるTPPについて、これに参加し輸入関税が撤廃され輸入農産物が今より大量に輸入されるようになると日本の農業は壊滅的な被害を受けると農水省でも発表しています。皆さんで食料や農業、環境のことを見つめ続け、できれば行動しましょうね。


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