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コープの知恵袋

教えてLPAさん



教えて!LPAさんでは、毎回とある家族の収支内訳表とご相談内容にみやぎ生協LPA(ライフプラン・アドバイザー)からアドバイスや見直しポイント等をお伝えするコーナーです。

今日の相談者さんは、Aさんご夫婦。なんと!この春第一子を出産しました。
子どもが生まれたからこそ、家計を見直したいとご相談に来ていただきました。




【LPAのチェックポイント】
①通信費の見直し・・・スマートフォン代の節約
 通信費の内訳は2人のスマートフォン月額利用料でしょうか?そうなると、2人で3万円は見直しが必要かもしれません。見直すポイントは3つあります。
 一つ目は、現在の料金プランを見直すことです。料金プランも様々で使った分だけ料金がかかるプランや使い放題のプランなどがあります。現在利用している状況と料金プランが合っているか確認してみましょう。また、料金プランにはオプションが含まれていることもありますので、利用していないオプションは外すようにしましょう。
 2つ目は、契約会社を大手キャリア会社から格安SIMに変更することです。格安SIMは、回線が混雑しやすい時間は通信速度が遅くなる等のデメリットがありますが、月額利用料は大手キャリア会社と比べるとお手頃な価格で利用することができます。
 3つ目は、使っていないサブスクリプションを解約することです。サブスクリプションは、月額300円~1000円を支払えば、サービスを受けることができる仕組みとなっています。毎月お手頃な価格で利用しやすいことから加入しても、後々利用していないのに料金を支払い続けていることも・・・。利用していないサブスクリプションはないか再確認してみましょう。
 見直すことは面倒かもしれませんが、一度の見直しで削減後の利用料で毎月推移出来ます。毎月の削減が少しでも、年間で考えると大きな金額になることもありますので、見直しするときの参考にしてみてください。

②子ども名義の貯金は児童手当をそのまま!
お子さんのために毎月1万円貯金しているということですが、児童手当分をそのまま貯金してはいかがでしょうか?15歳まで児童手当を貯めると、なんと約200万円になります。成長するにつれてお子さんにかかるお金は増えていきます。将来大学・専門学校等に進学する教育費のために、高校入学の費用や、大学進学費用の一部にすることができます。

③その他の貯蓄は目的に合わせて先取貯蓄を!
車検や旅行など、または突然の出費があるので、月にかかるお金は変動するものです。子どもの教育費とは別に将来に向けて貯めるお金と、近々必要になるかもしれないお金を切り分けて貯金しましょう。取り崩してもいい貯金があると、気持ちに余裕ができます。将来に向けて貯める貯金は目標額を決めて、なるべく手をつけないようにすると良いですね。貯金の額が月によって変わらないように、天引き貯金をおすすめします。

【LPAからAさんへコメント】
人生で必要なお金は、教育費だけではありません。住宅の購入や車の買い替えなど様々なことがあります。暦年と家族の年齢の関係を表にして、ライフプランを作ってみましょう。子どもの教育費のかかる時期はいつなのか?その他にどのようなイベントがあるのかを記入し、必要なお金を見積もってみましょう。
お金を貯めながら必要な時に使っていく。そして次の目標に向かったまた貯める。人生の先を見ながらお金を回していけるといいですね。

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