「震災復興」カテゴリーの一覧

いちご生産者への支援

2012年10月3日(水曜日)

本日10月3日に、石巻のめぐみ野いちご生産者のSさんへのプレハブハウスと簡易トイレの贈呈式を行ないました。

Sさんは石巻市の釜地区にお住まいで自宅の隣接地にいちごハウス900坪があり、めぐみ野いちごを生産していました。東日本大震災の津波で自宅もいちごハウスも作業道具や機械もすべてが無くなってしまいました。

昨年は、東松島市に300坪ほどのハウスを取得して秋からいちごを出荷していました。今年新たに石巻市河南町に500坪のいちごハウスを新築しました。しかし、トイレが無いため自宅の仮設住宅に戻ったりコンビニで借りたりしていました。また、11月以降にいちごの収穫が始まってもパック詰めする場所もありませんでした。最近までも、ゆっくり休憩する場所もありませんでした。

本日は、釜地区に住んでいたメンバーさん(組合員)や以前Sさんのいちごハウスを見学したことのあるメンバーさんも集まってくれました。メンバーの支えがあるから生産者の皆さんは力がわいてきます。

12月には美味しいめぐみ野いちごの出荷が始まります。


被災生産者への直接支援

2012年9月12日(水曜日)

こんにちは。げんさんです。

上岡田ひまわり会の生産者Aさんは、東日本大震災では自宅も畑も2メートルの高さの津波が押し寄せました。自宅は何とか残ったものの農機具倉庫が流されてしまい中にあった耕運機なども無くなってしましました。

畑はがれきがいっぱいでしたが、撤去して、堆肥をたくさん入れてなんとか野菜ができるようになりました。オクラはよく育ちますが、とうもろこしや枝豆は途中で枯れてしまいました。

Aさんは、畑に畝(うね)を作る管理機(小さな耕運機のようなもの)が無いため、くわで耕したり畝(うね)を作っていました。そこで9月中旬から始まる被災生産者支援募金が集まることを前提に、前倒しで9月11日に新しい管理機を届けました。

前にも後ろにも進めて、畝(うね)が簡単に作れる管理機です。

試しに動かしていただきましたが、軽快に進みました。

地域代表理事や納品店舗のエリアリーダー(地区のまとめ役さん)、めぐみ野野菜のサポーターの「なっぱの会」の皆さまと簡単な贈呈式を行ないました。生産者のAさんは、それに応えて「今まで以上にたくさんの野菜を作って、旬菜市場に出します」と力強く話してくれました。

今後も、石巻のいちご生産者、めぐみ野豚(ポーク)の生産者、岩沼洋菜生産組合の生産者の支援を準備しています。


岩沼で「菜の花を見る会」

2012年5月10日(木曜日)

こんにちは。

本日5月10日、岩沼市早股地区で「菜の花を見る会」がありました。この菜の花畑は、東京ドーム2個分の大きさがあります。

岩沼市は東日本大震災の津波で湾岸部の堤防9.9キロが損壊して、1,240ヘクタールの農地が浸水しました。岩沼市の農地の48%もの面積が津波の被害に遭い、塩害が発生し、さらに田んぼの排水機能が不全に陥っています。この菜の花畑も高さ1メートルの津波が押し寄せ、田畑にはがれきや汚泥が大量に堆積していました。

塩害に強いなたねを育てて、農地が耕作放棄地になるのを防ごうと「なたねプロジェクト」が作られました。

菜の花畑の隣の農地は、このように何も作られていません。潜望鏡のようなものは、たぶん農業用水のパイプではないでしょうか。

「なたねプロジェクト」は、岩沼市玉浦中部地区生産組合、石塚養蜂円、エコファーム角田、社会福祉法人はらから福祉会、日清オイリオグループ家具式会社、みやぎ仙南農協、株式会社加工連、宮城大学、みやぎ生協で構成しています。さらに岩沼市、全農みやぎ、パールライス宮城が協力していただいています。

最初に40分くらいの集まりがありました。

菜の花の前でパチリ。

なたね油で揚げたてんぷら、おにぎり、汁物の「おふるまい」がありました。

この菜の花畑から取れる、なたね油、蜂蜜をスゥイーツやお菓子などにするプロジェクトを進めてゆきます。

これが、石塚養蜂園のミツバチの巣箱です。

また、何か動きがありましたらお知らせします。


志津川湾産かき応援ありがとう

2012年4月16日(月曜日)

こんにちは。げんさんです。4月15日に、めぐみ野志津川湾産生かき応援ありがとう試食会を行いました。

試食会は11時からでしたが、それに先立って関係者が集まって懇談会を行いました。写真の右上に志津川の漁師さんたち7名とかきの商品化をしてくれているお取引先様1名、左下で立っている人たちがメンバー(組合員)10名、写っていませんが右上にお取引先様7名、それと生協の理事長、常務理事をはじめとし職員7名の合計32名で懇談会を行いました。それと河北新法の記者の方も来られました。

店舗駐車場では、お取引先様や生協職員が11時からの試食会の準備をしています。生かきに十分に熱が通るように時間をかけての下準備です。

産地からはこれまでの支援のお礼や今後の意気込みが話されました。フォークリフトや倉庫のスチールラックを寄贈されたお取引先様からは、業種は違うが何かしたいという思いでできることを考えたなどが報告されました。

いよいよ11時、試食開始

たくさん並んでいます

グツグツと煮立っています

茹で上がったかきを鍋からだします

すばやく、かきを殻からはずします

レモン果汁もどうぞ

おいち~~

おいしいね

宮城県漁協志津川支所佐々木運営委員長(親分)が河北の取材を受けています。

みんなでパチリ

この日は、1200個の大きなかきをすべて食べていただきました。

同時に行った、生産者支援募金も約4万円が集まりました。千円札12枚、五百円玉13枚も入っていました。ありがとうございます。

生産者もメンバーもみんな元気をもらって解散しました。


志津川湾産生かき 応援ありがとう試食会

2012年4月9日(月曜日)

ごぶさたしています。げんさんです。

4月15日の日曜日に幸町店で、「めぐみ野 志津川湾産生かき 応援ありがとう試食会」を行います。10時~集会室で、生産者や支援していただいた方、メンバーでの交流会を行います。

その後、11時から13時か14時位まで(生かきがなくなり次第)の、かきの蒸し煮の無料試食会を行います。

南三陸町志津川の生かきは、昨年6月から養殖の再開をしてきました。かきは大きく育ったのですが、そのかきを剥いて処理する施設が津波に流されたまま再建できないためかきも出荷できません。

志津川の生産者は「出荷できるようになったら一番に生協さんに送りたい、それが支援いただいた皆さんへの恩返しだ」と言ってきました。

めぐみ野生産者応援募金もまだやっています、是非とも募金をお願いいたします。幸町店へも是非起こしください。

げんさんも参加しますよ!


ともに前へ・・・(*‘ω‘ *)

2011年8月23日(火曜日)

みなさんこんにちはぁ~♪

今回は産直品ではないのですが・・・

福島県の桃をつかってコンポートを作りました。

福島県のももはやっぱりおいしいですよぉ~♪

箱でいただいたので少しいたんできちゃて・・・

こんな時は贅沢にコンポートにしてみました。

まずは桃をくし型にカットし鍋に入れます。

色が変わらないようにレモン汁をかけてくださいね・・・

向いた皮と種の部分を鍋に入れてひたひたの水をいれて10分ほど煮ます。

そこに砂糖と白ワインを入れて煮たたせます。

それを先ほどの桃にシロップをいれて煮ます。

弱火で30分煮詰めてください。

こんな感じに煮あがります。

冷ましたら完成です!!

 

今回はヨーグルトに入れて食べました。

冷凍してスムージーのようにしてもおいしいし

シロップを炭酸割りにすれば桃のソーダが完成しますよぉ~♪

風評被害に踊らされずにこんなときだからこそ福島県を応援しましょ\(゚∀゚ )


真いかの唐揚げとホヤ

2011年8月11日(木曜日)

お久しぶりです。

産直品ではないのですが「三陸産真いか唐揚げ」

真いかは秋にたくさん捕れますが、秋に捕れたものを冷凍にして唐揚げなどのお惣菜になります。ところが昨年秋に捕ったものが石巻港近くの冷凍施設に保管されていましたが、津波で流されてしまったのです。

青森県の八戸で三陸産真いかが冷凍にされて在庫がありました。秋にまた捕れるまで原料が足りませんので、ここから仕入れましたが原価が上がっています。

商品の価格を上げるわけにはいかないので、以前は胴体の部分の「リング」だけだったのですが、足=ゲソも3割程度混ぜることで売価を上げないで済みました。是非ご利用ください。

いつもだったら1個99円、安い時は小さめのもので3個100円なんていうのも見たことがある「ホヤ」。宮城県は全国最大のホヤの産地ですが、ほとんどが津波で流されてしまいました。

この写真では1個228円です。宮城県の雄勝や石巻で奇跡的に残ったものでしょうか。ホヤは出荷まで3年かかりますので、しばらくホヤをたくさん食べることはできないかもしれません。


宮城県産ハムソーで1円募金

2011年7月21日(木曜日)

こんにちは。げんさんです。

みやぎ生協店舗の肉売場のハムやソーセージの売場にひときわ目立つパネルが付いています。良く見ると「宮城県産豚肉を使いました」と書いてあります。15種類のハム、ソーセージ、ベーコン、ウィンナーソーセージなどに白いシールが貼られており、これらはお求めいただくと1個につき1円が東日本大震災の被災者の義援金として送られます。

是非、ご利用くださいね。


復興餅つき その後

2011年6月27日(月曜日)

うっとうしい梅雨が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

石巻大橋店での「復興餅つき」の続報です。

復興祈願紅白餅です。

「頑張ろう 石巻」とラベルのついた「きなこ餅」です。

この日の物産店の売り上げは約12万円でしたが、お見舞いの「復興支援金」のほかに売り上げの全額をいただきました。

ありがたい話です。

実は、同じ日に石巻大橋店から車で5分位の、石巻蛇田店でも産地からの炊出しをやっていただいたのです。

左の方で、多くの方たちがおいしそうにいただいています。

JA新潟西の方々で、みやぎ生協は「すいか」の取扱いをさせていただいています。千葉県から山形県尾花沢に産地が移る途中の真ん中に入る産地です。

おいしい里芋が取れる産地でもあります。涼しい日だったので、振る舞い鍋は大人気でした。ありがとうございました。


復興餅つきin石巻大橋店 なう

2011年6月25日(土曜日)

本日6月25日(土)2回目の復興餅つきが2時から石巻大橋店で行われました。この店は津波が店内に70cmも入り陸の孤島となった店です。床も棚も冷蔵ケースもすべて新調して6月19日に開店にこじつけました。

山形県あまるめ農協の方たちが20名と共立社の方6名が来て頂いて復興餅つきと特産品の販売(売上金は全額、みやぎ生協を通じて義援金に)を行っています。

あまるめ農協さんは山形の生協共立社の産直取引先ですが、震災直後からみやぎ生協に何万個というおにぎりを送り続けてくれました。

避難所では、暖かいおにぎりが届いたと驚いてた方がたくさんいたと聞いています。

ありがたい話ばかりです。