毎回、言っていますが寒いですね。昨日は栗原や登米では氷点下14度以下になったそうです。汚い話ですが、水洗便所の水が凍りますね。本当に困りますよ!
今回は角田で栽培している、ちぢみ雪菜を紹介します。
大きいものは座布団位の大きさになっているそうです。外側の大きくていたんでいる葉を全部取って中側だけ出荷します。昨年11月17日に店舗職員やメンバーが見学に行った時はまだ下の写真の大きさでした。
ちぢみ雪菜は、煮びたしが一番おいしいと思います。もちろん、おひたしや和え物も最高です。ちぢみほうれん草と原理は同じですが、寒さに当っても凍らないように葉の中に水分だけではなく糖分を蓄えるのです。水は0度で凍りますが、海水は凍らないですよね。同様に砂糖水は濃度によって氷点下10度位では凍らないのです。とは言っても、寒さが厳しいので早朝は葉がバリバリに凍っています。凍っているのを収穫すると葉が飴色になってしまいますので、日中に溶けてから収穫します。
人によっては、上に布のようなものを掛けて凍りにくいように工夫している人もいます。
今が旬の、ちぢみ雪菜、食べてくださいね。角田だけでなく、たくさんの産地から出荷されている葉物です。
~~~げんさんの適当料理~~~
げんさんは料理好きですが、いつも適当な男料理です。
ちぢみ雪菜の煮びたし(1人前~8人前)
①ちぢみ雪菜1袋分を袋から出し良く洗う。根元には土が付いているので、根に縦に包丁を入れてから洗うとよく落ちます。土は少しくらい残っていてもミネラルだと思い納得します。ザクザクと長さ2~3cmの長さに切ります。
②あぶらあげを1~3枚。縦に半分から切り、全部重ねて親指の半分の太さ位に切ります。決して手は切らないように(油を控えている方は切る前にキッチンペーパーにはさんで押し付け油を取る)。あぶらあげが無い場合は、生あげでも、ちくわでも、豚肉でも、食べ残しの魚でもあるもので代替。納豆やチーズ、ソーセージなどはあまりおすすめできません。
③鍋かフライパンにコップ1杯半位の水を入れ、ダシの素、しょうゆ、砂糖、日本酒を適当に入れて(砂糖はしょうゆの半分位)沸騰させます。味は後で整えます。
④鍋に、ちぢみ雪菜とあぶらあげをぶちこんで、強火で混ぜながら1分半~2分位、しんなりするまで煮るような・炒めるような行為をします。味見をして、硬ければさらに加熱、味が薄い場合は、足りなそうな調味料を加えます。濃すぎたら、水をぶちこんで、調整して、出来上がり。ごまがあれば、ぶっかける。だしが無い場合は、めんつゆで十分です。美味しくない場合は、練習してうまく作ってください。
人参や糸こんにゃくがあれば細切りにして一緒に加えれば最高。小松菜、白菜などでも出来ます。ほうれん草には、この料理は適していません。
寒いですね~
お店に行くと真っ先に旬菜市場に足を運ぶ産直大好きのポッちゃんです。でもあまり料理は得意ではない...素材の味が一番と言い訳をしながら料理をしています。
ちぢみ雪菜おいしいですよね。昨日は「あさりの酒蒸し」だったのですが、雪菜があったのでいっしょに入れちゃいました。あさりの口が開いてからさっと火が通るぐらいに・・・
おいしかった~!
ポッちゃんさん、あさりの酒蒸しですか、おいしそうですね。あさりのダシが効いたちぢみ雪菜はもっとおいしそうですね。料理は素材の味とまごころでしょう。