志津川めぐみ野かき 現地報告(1)

投稿者: みのり  2011年10月31日(月曜日) 08時03分|産地だよりRSS 2.0


みのりです。

10月29日(土)は幸町店で大「めぐみの市」が開催されていましたが、そちらはげんさんにおまかせして、水産部門の統括・商務とともにめぐみ野かきの産地の志津川袖浜の現地状況を視察してきました。

大震災から7ヶ月経ちましたが、沿岸部は復興どころか復旧もままならない状況。現地へ向かう途中の光景。南三陸町役場付近はまだがれき処理に追われていました。

南三陸町志津川、袖浜かき処理場。めぐみ野かきの袖浜の生産者は41名。養殖銀鮭も津波で流され、かきも稚貝も流され、資材も流され、本当にゼロからの再出発となっています。そんな中、県外の生協からのボランテイア、またみやぎ生協からのボランテイアなどの支援により、今年の6月に種がきの仕込みを行い、年明けの出荷を目指していました。今回はその養殖漁場を視察し、生育状況を確かめてきました。

袖浜に着いたら、別の一陣が。共同購入部のボランテイア軍団が養殖いかだのおもり作りの支援に来ていました。本当にご苦労様です。土嚢袋に60キロの砂利を詰めていきます。きゅうリボランテイア以上にハードな作業ですね。おもりはまだまだ必要です。

志津川かき部会長の遠藤さんです。「大震災後、皆さんの支援もあり、かきの養殖を再開することにして6~7月に皆で集まってかきの種付けの作業を行った。みんなで集まって作業することによって、みんなの顔に笑顔・笑いが生まれてきた。6月に種付けしたかきの量は例年の10%程度の量ですが、来年の1月中旬過ぎから出荷できれば良いと思っています。」と語ってくださいました。

津波に流されず、残った船。

海は予想以上にきれいでした。海底のがれきはほぼ処理されています。

かき養殖の漁場に向かう途中の光景。ボートの人たちはわかめの養殖作業を行っています。

さあ、いよいよ6月に種付けした、めぐみ野かきの漁場に着きました。生育状況・出来栄えはいかほどに。長くなったので、次回に続く。

 


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