「めぐみ野(産直)学習」カテゴリーの一覧

野菜生産者37名の産地視察

2012年11月2日(金曜日)

10月31日に、めぐみ野(産直)15団体の生産者と農協や生協の担当者37名で岩手県一関市川崎の「いわい農産研究会」の視察研修に行きました。この産地はいわて生協の店舗や共同購入に野菜を納めています。グローバルGAPやJGAPというすごい認証も取得している方もいます。

ここはKさんの作業場ですが、パートさんが野菜を流れ作業で袋詰めしています。

ミニチンゲン菜をベルトコンベアーのような機械にのせて袋詰めしています。

Kさんのところでは現在、地元の方を中心に30名の方を雇用しています。若い人も70歳を過ぎた人もいます。ある若い女性の社員の方は「私この会社が大好きです。社長が大好きです。」と言っていました。農業をやりたいという人を研修生として受入れ、独立後の入る土地も実際に借りてここでKさんのところで野菜作りをしています。実際に独立しても土がやせていたり、いろいろなクセが有る場合も多いので実際に栽培をするのだそうです。すばらしい考え方だと感心しました。こんな片田舎(失礼)に若い方たちがたくさんいて活気があるのです。

葉物の苗を定植しているところです。普段は、3人位での作業だそうです。全員が若者です。

参加者は、栽培計画作り、出荷計画作り、作業マニュアル、土壌診断と施肥設計など多くのものを学んで帰路につきました。


角田地区産地研修

2012年7月16日(月曜日)

7月4日と11日に生協職員とメンバーで角田地区の産地研修を実施しました。今回はめぐみ野牛乳の利用回復に向けて、お店の日配・ドライ担当チーフを中心に2回に分けて同じコース・内容で研修しています。

 

角田丸森牛乳生産者部会の渡辺ファームに伺いました。渡辺博部会長の息子さんです。親子2世帯で酪農を経営しています。

 

渡辺ファームの特徴は広い牛舎にストレスを感じさせず伸び伸び飼育していることです。搾乳する場所はこの奥のほうにまた別の場所があり、朝夕2回、牛が自ら乳を搾られに集まってくるそうです。

 

震災後の苦労や、安全な牛乳をメンバーに届けるためのさまざまな努力を直接聞くことができました。みんな熱心に耳を傾けています。

めぐみ野米の田んぼも見学しました。南江尻地区の様子です。生育は今のところ順調のようです。

 

こちらは大豆の圃場ですが、ようやく芽が出てきた段階ですのでまだわかりづらいですね。

お昼の交流では角田市の「シンケンファクトリー」で昼食をとりながら。丸森めぐみ野米生産者部会長の大内さんと角田大豆生産者部会長の佐藤さんからご挨拶をいただきました。

お昼はめぐみ野づくしで、「めぐみ野ローストポーク」「めぐみ野特製サラダ」「めぐみ野食材を使用した特製スープ」「めぐみ野米」をおいしくいただきました。

 

午後からはたまごの学習を行い、その後納豆工場の見学、最後にお昼でも食べためぐみ野トマトの生産者戸村さんのハウスを見学しました。ミニトマトも、大玉トマトも皮が柔らかくて甘みも強く味の濃い、身の締まった大変おいしいトマトです。お店に並び始めると思いますので、ぜひご購入ください。

今回は単純に産地を見学するだけではなく、産地・生産者の思いと取り組みを受けて、お店のチーフが店に帰ってどのように行動を変えるのか、を一人一人考えていただきました。心を込めて生産していただいたものを、売る側もしっかり受け止めて売っていかなければなりません。産地研修後のお店の数値の変化をしっかり追っていきたいと思います。


新入職員の産地研修会

2012年4月20日(金曜日)

こんにちは。げんさんです。

4月4日に新入職員のめぐみ野産地研修会を行いました。今年は23人の方が入りましたが残念ながら3人は欠席でした。

角田でトマト、梨、牛乳の牧場などを見学しました。

昼食は、シンケンファクトリーでめぐみ野品を使った特別メニューをいただきました。みんな残さず食べていましたが私にはボリュームがありすぎました。

一つ一つのめぐみ野品の特徴などを理解するより、今回はめぐみ野の歴史、社会的役割、協同組合の職員としての役割などをしっかり勉強していただきました。

もっと、角田丸森産牛乳をもっと飲んでね~


提携協で放射能学習会開催

2011年8月18日(木曜日)

こんにちは。げんさんです。

8月18日(木)に仙台駅前の仙台シルバーセンターの一番広い部屋で、産直に関係する団体で作っている「提携協」が主催する「放射性物質・放射能学習交流会」を開きました。

生産者、農協職員、水産関係業の方々を中心に100名以上の方が集まりました。この学習会を通じて皆の確認したことは

①放射性物質、放射線、放射能について学習し続けよう。

②産直産地の商品を自信を持って販売できるように、産地では自主的に生産量の多いものを中心に産直品の放射性物質濃度のモニタリング検査を行おう。

③今後も学習をし続けよう。メンバーとも具体的に話し合えるようにしよう。

みやぎ仙南農協でも、それぞれの部会の部会長たちが参加して「同じ目線で今後とも取組んでいこう」と意思統一をしたそうです。


産直産地研修会

2010年11月19日(金曜日)

11月17日(水)に今年8回目の産直産地研修会を行いました。生協の組合員(メンバー)と生協職員が一緒のバスで同じ目線で研修を行いました。今回は角田で、産直小粒納豆の工場、産直梨の園地、産直野菜の畑、産直いちごのハウス、産直角田丸森牛乳の生産者宅で研修しました。見学ではなく研修としてのは交流が目的ではなく、商品の良さの裏づけを学ぶことを主な目的としているからです。

納豆工場の見学です。

産直梨の栽培の苦労や楽しさを説明してもらっています。

昼食は「のり」以外はすべて産直品と生産者が生産した材料の手作りお弁当で、下の紙はお品書きですべて生産者名が書かれています。うまかった。

近くで牛を初めて見る参加者もたくさんいました。

今年は8回で約300名のメンバーと職員が参加しました。