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(大)めぐみ野交流集会

2011年12月8日(木曜日)

2011年12月7日(水)  第30回宮城県めぐみ野交流集会が開催されました。

場所は仙台国際センター。

 

 

みやぎ生協のメンバーさん、県内各地の生産者、生産団体、農協・漁協関係者、生協職員などが一同に集う年1回の1大イベント。参加者は実に約1300名を見込んでいました。全国でもこれだけの規模で開催される産直の交流集会は数えるほどでしょう。(というか日本一の自負はありますが。)

 

来賓には「宮城県農林水産部次長」高橋正道様、「宮城県農業協同組合中央会副会長」竹中莞爾様(代理出席安斎営農部長様)、「宮城県漁業協同組合理事」芳賀長恒様、「弘前大学能楽生命科学部教授」渋谷長生様をお迎えしました。

 

今回は、メンバー・職員から寄せられた「東日本大震災被害 産直生産者への支援募金」の贈呈を行いました。皆様から寄せられた募金の総額は314万9766円になりました。募金にご協力いただきました多くの方々にお礼を申し上げます。

支援募金は被害の大きさも勘案して、以下のように振り分けて贈呈させていただきました。

宮城県漁協志津川支所(めぐみ野かきと銀さけの生産者)  164万9766円

JAいしのまき(めぐみ野きゅうり・いちご生産者)  50万

石巻地域旬菜部会、上岡田ひまわり会、岩沼洋菜生産組合、JAみやぎ仙南産直豚生産協議会、JAみどりの田尻産直委員会 各20万

生産者は復興に向けて取り組んでいます。メンバーの皆様には出荷されているめぐみ野品を利用していただくことが、生産者を支えることにつながります。

今年は記念講演の形を取らず、さまざまな方の実践報告を全体会では実施しました。

トップバッターはめぐみ野かき生産者、志津川かき部会長の遠藤勝彦さん。東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた南三陸町。かき、わかめ、ほや、銀さけ等の養殖施設もすべてが流され、かきの処理施設や船・漁具もなくなってしまいました。まったくのゼロ、いやマイナスからの復旧だったわけですが、全国からのボランテイアの支援を通じて、徐々に出荷再開への足がかりができつつあります。広島等の先進地の視察も実施して、日本一の品質のかきを復活させる意気込みを語っていただきました。

 

2番手は岩沼洋菜生産組合の平塚静隆さん。東日本大震災で平塚さんは自宅、田畑、農機具などのすべてが津波の被害にあいました。その生々しい当時の様子と、それを乗り越え、必ず農業を再開するという強い意気込みを語っていただきました。

写真が不鮮明でごめんなさい。田尻産直委員会会長の伊藤昭男さんです。3月11日の大震災当時はちょうど田尻で「産直実務者会議」が開催中でした。当時の状況とその後の支援活動、そして田尻産直印会のめぐみ野発展のための展望について語っていただきました。

 

こちらは共同購入部のエキスパートチーフの曽田洋子さんです。会場参加者からは「心を打たれた」「感激した」等の感想が多数寄せらたようです。「人が寄り添うことで強くなっていく力」というものを、生産者の体験談、そして自分自身の活動を通して更に強く感じることができました。今回の生産者、そして他部署の方々との貴重な交流体験を活かして、これからも生協らしい取り組みのめぐみ野の生産者応援と橋渡しを私達なりにできればと思っております。と力強く報告していただきました。

 

最後は地域代表理事の西野さかえさんからの報告。今年9月21日から産直品を「めぐみ野」ブランドとして目に見える形で表現しました。生産者とメンバーの願いを実現するための自分たちのできること、地域でやってきたこと、今後の展望について報告されました。

 

 

午後は分野別に分科会が行われ、さらに突っ込んだ分野別の報告・交流がされました。震災後に開催された今回のめぐみ野交流集会でしたが、改めて震災からの復興、生産者支援への力強い決意を胸に今後も活動していくことを確認できた集会でした。これからも互いに支えあって、未来を見据えて生産者とともに力強く歩んでいく決意を新たに、皆さん帰りの家路につかれたのではないでしょうか。


志津川めぐみ野かき 現地報告(2)

2011年10月31日(月曜日)

みのりです。

今年6月に種付けしためぐみ野かきの生育状況はいかに?

ジャ~ン!!予想以上に大きい。通常は1年もの・2年ものと区別してじっくり養殖しますが、これほどの短期間でこんなに大きく育つとは。

理由①津波のがれき処理で、いい感じで海がかき混ぜられた感じである、とともに海がきれいになった。②ほたてもほやも養殖ものはすべて津波で流されてしまった。ので漁場に養殖されているものが少ない。栄養分を豊富に吸収できる。(独占できる)。③種付けした稚貝も例年の1割程度しか準備できなかったため、ゆったりと養殖されている。(あまり密に詰め込んでいないため、海の栄養分がひとつひとつの貝に十分に行き渡っている。)

普通はロープの上の部分(海の表層の近く)のほうが身が大きくなるのだそうですが、今年は底(ロープの下)のほうが身が大きいようです。これも海がいい意味で良くかき混ぜられた影響かも。

こちらは後から立ち寄った来年冬に向けての種付けしたばかりの貝になります。この状態から上の写真のような大きな塊に育っていきます。来年冬出荷見込みの仕込み分でも、まだ震災前の4分の1の量しか仕込みできていません。理由は資材不足が一番です。(ほとんど津波で流されてしまったため。)

石巻の万石浦のかきは津波の被害も6割程度で4割は稚貝が残っており、30日より出荷が始まったようです。いつもならば志津川も出荷を迎え忙しい時期なのですが、今年はまだ水揚げできないので、水産部門の統括・商務とともに生産者が岡山・広島・兵庫のかき生産地を視察研修に行ってくるそうです。一般的に広島・岡山のかきは身が大きく、宮城のかきは身がしまっているが小さい、という評価になっています。漁場の広さあたりの稚貝の数(密度)の比較、兵庫のかき産地などは毎年養殖前に、海底のごみをさらってきれいにしているそうなので、その辺も参考になるのではないでしょうか。いい意味で、めぐみ野かきも新たに生まれ変わるチャンスです。

この調子でいけば、大粒の良質のめぐみ野かきが、年明けの1月中旬過ぎには皆さんのところへお届けできそうです。例年より生産量は激減しますが、大事に供給していきたいと思います。楽しみに待っていてください。


石巻ボランティア

2011年10月24日(月曜日)

 お久しぶりです。げんさんです。

 

 10月22日(土)に石巻めぐみ野きゅうりの生産者のお宅にボランティアに行ってきました。共同購入、店舗、メンバー活動関係の職員と家族の25名が集まりました。

こんなにちっちゃな助っ人も来たんですよ。

津波により破壊されたきゅうり生産のハウスにヘドロや土砂が大量に入っています。このハウスには、車も74台も入ってしまったそうです。

積もった土砂をスコップなどで掘り取り、土嚢袋に入れて外に運び込みます。800個以上の土嚢が出来ました。土嚢ひとつは平均30㎏以上ありますので、100坪程度で24トンものガレキの混ざった土砂を除去したことになります。

この生産者の方は、このハウスの損傷がひどいので、すぐにきゅうりを作るのではなく、まず葉物でも作って元気をつけるそうです。

別の場所ですが、この写真はヘドロがたまって地割れしているところです。

少しづつ、少しづつ前へ進んでいる被災地です。


10月6日 新米 発売

2011年10月6日(木曜日)

10月6日、みやぎ生協幸町店で新米発売イベントを行いました。生産者代表、みやぎ生協理事長、宮城県農林水産部次長、全農宮城県本部副本部長、パールライス宮城社長、幸町店利用のたくさんのメンバーの方が一緒に新米の発売を喜び合いました。そして、おいしい新米をたくさん食べてもらおうと生産者とメンバー、「レイシーレディー」が一緒になって試食推奨をしました。

今年は、東日本大震災があり、生産者は電気、水道が止まりガソリンが無いなかで苗作りの準備をしました。これからと言う時に、4月7日の震度6の余震が起き、また水が止まってしまいました。

津波で被害にあった地域の田んぼに代わって、お米を作ろうと予定外の苗を作り、田んぼを耕しました。めぐみ野(産直)生産者は、100ヘクタール近い追加の田んぼに稲を作りました。

稲刈り直前まで、原発事故の放射性物質汚染が心配でした。県の検査で、めぐみ野のお米を栽培している地域の米からは放射性物質が検出されず、宮城県の村井知事は安全宣言を行いました。

幸町店では、新米をたくさん買っていただこうと5キロと10キロ合わせて350袋を仕入れて、りっぱな売場を作りました。

袋も新しくなりました。

裏面には、日本の地域生協では初めて取得した「カーボンフットプリント」のマークを入れました。生協陣営の中では、日生協の次、日生協以外の生協で初めて取得した「カーボンフットプリント」です。

おいしくて、安全な「めぐみ野 ひとめぼれ」の新米をたくさん食べてくださいね。


産地研修(角田その3 番外編被災農家の現状)

2011年10月3日(月曜日)


みのりです。角田から仙台への帰路での光景です。角田から亘理に向かいました。

亘理から阿武隈川を渡り、岩沼へ抜けましたが、阿武隈川を渡る前後の車窓からの風景。

 

 

 

写真ではわかりにくいと思いますが、以前は田園風景が延々と続いていた道です。津波が引いたあとも水が引かず、排水路・用水路も修復されず、また海水の塩分で耕作もできません。亘理・岩沼地区だけではありませんが、津波の影響で今年稲作の作付けが出来なかった面積は宮城県で実に5700ha(ヘクタール)、県の耕作面積の1割程度が作付けできませんでした。当然その分、宮城県の米の収量は昨年よりも減ります。大震災から半年以上も立ちますが、被災地の過酷な現状に言葉を失うのみです。

 

阿武隈川を渡って岩沼に入ってから、とあるめぐみ野(産直)レタスの生産者宅に立ち寄りました。

自宅・・・・・・とはいってもこの辺一帯は津波に飲み込まれ、母屋も作業場も流されてしまいました。自宅は取り壊し。避難所暮らしを2ヶ月の後、今は仮設住宅で暮らしているそうです。

岩沼のめぐみ野(産直)レタス生産者の平塚さんといいます。貴重な体験と現在の状況を語っていただきました。

震災当日はちょうどレタスにシートをかぶせる作業の真っ最中だったそうです。大きな揺れが来て、急いでアルバイトに来ていた人たちを帰して、自分はそのまま畑に残っていたそうです。しかし、警官の方が決死の覚悟で津波の危険を知らせにきてくれ、急いで近くの堤防の土手にかけあがったそうです。大きな揺れの1時間後、津波が自宅まで押し寄せてきました。1~2m程度だったようです。平塚さんは堤防の上から自分の畑、家が津波に飲み込まれていくのをただ呆然と見ているだけでした・・・・・・・・・・・。

左手の建物の真横に中央の小屋がありましたが、5m以上流されました。電線で繋がれていなかったらもっと遠くへ流されたでしょう。ちょうど渦だまりの状態になったようでいろんなものが散乱しています。

どこからか流れ着いた大金庫。(平塚さんのものではありません。)中身は何も入っていなかったそうですが。

これは震災前は一面レタス畑だった場所。草ははえ放題、50cmほど地盤沈下しているそうで、栽培を再開するためにはヘドロの除去、除塩(海水が入って塩分濃度が高くなった土壌の塩分を取り除く)だけでなく、土を足して平らにしたりなど震災前の状況に戻すには大変な手間がかかります。しかも農機具は水をかぶったり、流されたりで使い物になりません。家もなし、道具もなし、生産資材もなし、資金もなしの状態で、生産再開の意思があってもどうしようもない状況が続いています。

頼みの綱の国の支援策が未だにはっきりしていません。平塚さんは前を向いて歩いていくための「灯りがほしい」とおっしゃっていました。今の状態は先行きがまったく見えず、真っ暗闇で、どこへ向かって歩みを進めていけばわからない状態。これから営農を再開するための復興への道筋、ここへ向かって一歩一歩踏み出していこうという「灯り」がともされていません。前に進みたくても進めない。そんな被災農家がたくさんいます。地域農業の震災からの復興、営農再開へ向けての具体的な公的支援策の提示が一刻も早く求められます。

 

そんな中、ある民間支援団体から援助を頂き、現在岩塚さんはレタスの栽培を一部再開しています。(畑の除塩を行う資材・農法の実験として資材の提供を支援してもらい、栽培実験を行っています。)

先日の台風の影響で手前の部分の冠水がなかなか引かず、生育が弱いところがありますが、奥の方は順調に育っているようです。10月下旬には出荷できそうな見通しです。本格的な生産再開まではまだまだ険しい道のりですが、平塚さんの明るく前向きな姿勢に参加者のほうが逆に勇気付けられました。


めぐみ野 デビュー

2011年9月22日(木曜日)

水色っぽい演出物がたくさんあるお肉の売場です。

角田丸森産牛乳、鳴子上原酪農牛乳もパッケージが変更になっています。

黒松店では9月21日から36店舗目の「めぐみ野 旬菜市場」がオープンしました。

めぐみ野のおコメのパッケージも変わりました。

テレビコマーシャルを見ましたか?

今回は、小出しでこのくらいにします。


食欲の秋!・ェ・)ノ

2011年9月1日(木曜日)

台風近ずいてきてますねぇ~

空の色が・・・今にも雨が降り出しそうな感じですよぉ~

台風に負けないように栄養をとっていきましょね♪

と言うことで今日は栗ご飯と豚汁です。

今日の材料はこれ

今日も「産直みちのく豚バラうす切り肉」を使って豚汁を作ります。

里芋をむくと手がかゆくなるので私は冷凍さといも使っちゃいます。

栗もまだ出回っていないので冷凍で・・・

こんな感じでパパット出来上がっちゃいます。

豚汁の野菜は噛み応えがあるように大きめにきってあるんです。

これで完成ですが豚汁に黒海苔をトッピングして食べるのが

大好き!!

これでブロッコリーとトマトのサラダで栄養バッチリの食事が完成です。

みなさんも黒海苔のせて豚汁試してみてくださいね♪


和風カレーと自家製チーズ(;^ω^)

2011年8月19日(金曜日)

今日は涼しくて過ごしやすいですね・・・

こんな日は料理も楽しく出来ちゃいますよね♪

今回の材料は産直若鶏と鳴子上原酪農牛乳です。

産直若鶏を使って和風カレーと鳴子上原酪農牛乳でカッテージチーズを

作ってみますよぉ~ヽ(´∀`)

カレーの材料は産直若鶏と玉ねぎとしめじだけ・・・

産直若鶏を一口大に切ってうす切り玉ねぎとしめじを

一緒にだし汁で煮込んで最後にカレールーで仕上げるだけの

簡単カレーでもお蕎麦屋さんのカレーみたいになるんですよぉ~

次はカッテージチーズ作り・・・

60℃くらいに温めた牛乳にレモン汁を入れます。

しばらくおくと固まってきますのでざるでこします。

こしたものを水で2~3回洗って絞ります。

カッテージチーズの完成です。今日はサラダにするので

これに少し塩を混ぜます。

レタスとトマトとアスパラをあわせてサラダの完成です!!

これで今回のメニューは完成ですぅ~

カッテージチーズはそのままはちみつをかけて食べても

おいしいぃ~♪♪んです。是非作ってみてくださいねヽ(´ー`)ノ


石巻のお盆

2011年8月12日(金曜日)

こんにちは。

本日は、石巻の生協店舗を回ってきました。

津波で被災した、石巻渡波店は今でも大潮になると海水が店内に浸入してくるそうです。渡波店では、メンバーが必要なものを可能な限り品揃えをしています。

お盆用のお花や線香なども必要なものは何でも揃います。設備がほとんど無い中で被災されたメンバーのために頑張っている職員の方たちに頭が下がります。

さて石巻の特別な商品を紹介します。

くるみとうふ

石巻地区の焼そば  比較のため右側にマルちゃんの焼そばを置きました

夏はやっぱり、ほや  残念ながら解凍品でしたが・・・

びんちょうまぐろの刺身  大きなサクです

うに

くじらの刺身

むしほや

そして、どこでもやっぱりビールですね。

お盆の花売り場はどこでも大入りでした。

今年は、特別なお盆です。


ゴーヤが夏バテ

2011年7月20日(水曜日)

こんにちは。げんさんです。しばらく、みきてぃさんに書いてもらっているうちに一休みしていました。

職場のグリーンカーテンにはゴーヤが次々になっていますが・・・・

なんと、ゴーヤが小さいうちに黄色く熟し始めました。わかりやすく言えば、若年寄ですね。よけいわからないって?

本当は20cm位の長さになるのに、6cm位で黄色く熟し始めたのです!

これは一番最初になって、げんさんが初物をいただこうと狙っていたゴーヤです。

今回はネタが無いので写真でごまかします。

東北六魂祭を見に行っても、人ごみだけを見たのでくやしくて飛行船を撮りました。

公園では暑くて、子ども達が水遊びをしていました。